人気のプランナーはウエディング企画のアーティスト

プランを用意するために

以前の結婚式と言えば、型にはまった決まりの中でいくつかの用意された選択肢の中から、どれを選ぶかというところにしか自由度がありませんでしたが、最近の結婚式はパーティやイベントとしての色合いが強いものが人気になっています。そのなかでもクレイジーといえるほどの面白いコンセプトや芸術性をもったウエディング企画やプランナーが注目を集めています。

この変化とともにプランナーに求められる資質も以前とは違うものになりつつあります。ウエディングプランナーになるには資格が必要なわけではないのですが、就職に有利になるいくつかの資格があり、全米ブライダルコンサルタント教会が主宰する認定試験と日本ブライダル事業振興会が主催する資格の2つに大きくわかれます。これにフラワーアレンジメントやカラーコーディネーターなどの資格を含めてプランナーを目指す方が取得する人気の資格でした。

これほど自由になった結婚式をプロデュースするには、これからたくさんの能力が問われる事でしょう。空間プロデュース能力や、色々な場所を結婚式で活用するための交渉能力、独創的な発想をする芸術面の能力にも優れていることが求められます。その内容は細分化されプロデューサーやアートディレクターなど、得意分野や専門分野にわかれてチームで一つの結婚式をつくりあげる機会も多くなっています。